スイセン~タリア~のドライフラワーを紹介♪※テータテートも有ります。

ドライフラワー

こんにちは! ふゆなっつ です。 「ふゆなつ」 とでも呼んでくださいね。

当ブログを見に来てくださってありがとうございます♪

今回は、ドライフラワーにしてはちょっと珍しい スイセン ~タリア~ のドライをご紹介します。

そしてもう1種類、黄色が可愛いミニスイセン テータ・テートも少しですがお見せします♪

スイセン・タリアの生花写真

【 スイセン・タリア の生花写真 】

こちらがスイセン・タリアの生花写真です。

透き通るような白さが魅力のスイセン・タリア。ガーデニングをされている人はお好きな方も多いのではないでしょうか?冬なっつも大好きな花です。^^

お庭で咲かせて楽しんだり、カットして切り花で楽しむのもステキですよ。香りは弱いですが、清楚な香りも楽しめます。

スイセンは球根植物なので水分が多く一見ドライフラワーにはならないと思われがちですが、

ドライフラワーにできます!!

逆さ吊りの自然乾燥でドライフラワーになりますよ♪ ――― ただし、事前作業と乾燥前に形を整える必要がありますが、それさえできればスイセンの姿がしっかりと残るドライフラワーが作れます!!

「スイセンがドライフラワーになるなんて信じられない!!」と思われますが、百聞は一見に如かずです。このブログ記事を見ていただければ、スイセンもドライフラワーにできることがわかりますよ♪

逆さ吊りにしてエアコンのある部屋でドライフラワーにできますので、 ぜひためしてみてくださいね♪^^

ドライフラワー ビフォー・アフター ~ スイセン・タリア の魅力 ~

こちらが、スイセン・タリア のドライフラワーです。

ドライフラワーになったスイセン・タリアの正面写真

ちゃんとスイセン特有の形が残っていますね!!^^

色も変色することなく、白いままです。球根植物って水分が多いのでドライフラワーには不向きと思われがちですが、意外とドライフラワーになるんです♪

スイセンをドライフラワーにすることで生花の球根植物とはまた違ったおもむきを楽しむことができますよ。

※下にスクロールすると、さらに詳しく写真付きでドライフラワーの紹介をしています。

ドライフラワー ビフォー・ ~ スイセン・タリア について ~

スイセン・タリアの生花写真

【 生花の写真再び。 】

スイセンは、もともとヒガンバナ科のスイセン属で地中海沿岸が原産ですが、タリアは園芸品種です。草丈は30㎝~40㎝くらい、花期は4月です。「しずく水仙」とも呼ばれ、球根のパッケージにも書かれています。英名はAngel’s tears「天使の涙」というロマンチックな名前がついています。

しずく水仙と言われることもあり、花がうつむいた状態で咲き、花びらが少し上向きにり上がります。

ラッパ型のスイセンは1本の茎に対し花は1輪ですが、タリアは1本の茎に2輪の花が咲いてくれます。嬉しいところですね^^ 香りは強くないですが、タリアらしい清楚な芳香がします。

今回ドライフラワーにしたスイセン・タリアは、庭に球根を植えて咲かせたものです。

球根は秋に園芸店で売られていますが、タリアは人気品種なので、早めに園芸店で購入しておかないと売り切れてしまいます。残暑が終わる9月下旬~10月初旬には園芸店に行って手に入れておきましょう。球根の植え付けは暖地なら10月~12月までに済ませます。

11月になると実店舗ではタリアはもう無いと思ってください。あとはネット通販か、1月中旬くらいに芽出し球根で手に入れるという方法があります。

芽出し球根とは、低温処理と給水処理が施された球根をポット苗に植えつけ、球根の芽がでている状態で売っているものを芽出し球根といいます。

ただ必ずしもタリアの芽出し球根が売っているとは限らないので、事前に予約か注文などしておくといいですよ。

切り花でタリアは出回っていません。しかし、房咲きの日本スイセンやラッパスイセンなどは花屋さんで売られています。

お正月の花飾りに代表的な房咲ふさざきの日本スイセンは11月~春頃まで、花が大きい1本咲きのスイセンは1月~3月に出回っています。1本咲きはおもにラッパスイセンかその八重咲き種が多いです。

房咲きスイセンの参考写真(写真素材集より)

【 房咲きスイセンの参考写真 】

ラッパスイセンの参考写真(写真素材集より)

【 ラッパスイセンの参考写真 】

八重咲きのラッパスイセンの参考写真(写真素材集より)

【 八重咲きのラッパスイセンの参考写真 】

スイセン全般に言えることですが、スイセンは有毒植物です。お庭や切り花で花を楽しむ場合はくれぐれも扱いに注意して、誤飲・誤食などがないように気を付けてください。

スイセンの葉はニラの葉にそっくりな姿形をしています。庭に植える際は、家庭菜園の近くには植えずに離れた場所か鉢植えにしましょう。

また、スイセンを食器などに生けた場合は必ず水を捨ててから洗剤で器をよく洗ってください。

人によってはスイセンの切り口で皮膚がかぶれる場合もあります。切り花で楽しむ場合は切り口のヌメリに触れないようにして手をよく洗ってくださいね。

ドライフラワー ・アフター  ~ スイセン・タリア のドライフラワー ~

ドライフラワーになったスイセン・タリアの正面写真

【ドライの正面アップ写真 】 生花のほどの凛とした白さはありませんが、ドライフラワーの白にしてはキレイな色です。紙細工のようにはかなげで「タリア」の面影がのこる形に仕上がっています。香りはほとんど残っていません。

乾燥するまでに掛かった日数は、エアコンなしの部屋で1ヶ月半でした・・・長すぎる。。エアコンのある部屋ならもっと早く乾いていたと思います。

茎の色が茶色く変色してしまいましたが(T_T) 茎の強度もあまりないので、時間の経過とともに花が垂れてきそうです。

とくに花粉や花びらなどが落ちてくることはありません。

ドライフラワーになったスイセン・タリアの左斜め写真

【ドライの左斜め写真 】 もっとキレイな角度で撮れば良かった・・・!><

ドライフラワーになったスイセン・タリアの全体写真

【 ドライの全体写真 】 茎は必要なければカットしたほうがいいですね。

ドライフラワーになったスイセン・タリアを器に挿した写真

【 器に挿して飾った写真 】 スイセンの形をキレイに保つため、途中から逆さ吊りを止めたので茎が曲がってしまいました。。。

ドライフラワーになったスイセン・タリアの苞葉を写した写真

【 タリアの苞葉の写真 】 この皮みたいな苞葉ほうようの部分は見ためが良くないので、最初に取り除いておくと良いですよ~。(切り花として飾る場合も同じ。)

今回は、ドライフラワーになったスイセン・タリアのその後の経過写真がありません。

申し訳ございません。(/ω\)

代わりというわけではありませんが、ミニスイセン・テータテートのドライフラワーを載せておきます。よろしければ参考にしてください。m(_ _)m

ミニスイセン・テータテート のドライフラワー

ドライになったスイセン・テータテートの正面写真
ドライになったスイセン・テータテートの左斜め写真
ドライになったスイセン・テータテートの全体写真
ドライになったスイセン・テータテートを器に挿した写真

こちらもタリアと同じように逆さ吊りで乾燥させて形を整えたので、茎がおかしな方向を向いています・・・。どうも茎の色をキレイなグリーンに仕上げるのは課題のようですね。茎の強度も弱いです。

花粉や花びらが落ちることはありませんでした。もともと微香なのでドライになると香りはありません。ドライになるまでに掛かった日数はエアコンなしの部屋で2週間でした。

ドライフラワーになったスイセン・テータテートの1ヶ月後の写真

【 ドライから1ヶ月後の写真 】 ドライ完成当初と変わりありません。

~ スイセン・タリアのドライフラワーを形良くキレイに作る3つのステップ~

始めにお伝えしたとおり、

スイセン・タリアのドライフラワーを形良く作るには、事前の作業と乾燥前に形を整える必要があります。少し手間を要しますが、これさえやっておけばキレイなスイセンのドライフラワーが作れるのでやってみる価値はありますよ!!^^

必要な作業ステップはこの3つです。

① 花に綿を詰める。

② 花の形を整える。

③ 乾燥するまでチェックする。

この3つの工程でキレイな形のドライフラワーが作れます。

ここからもう少し詳しく説明していきますね。^^

① 花に綿を詰める。

花に綿を詰めるとは、

ラッパ型の部分に綿を詰めることをいいます。

まずタリアを乾かす前に生花の状態で行う作業です。

ラッパ型のスイセンはラッパの形を美しく仕上げることが大事です。中心のラッパ型は目立ちますし、形が悪いと見ためも悪くなります。そのためには、ラッパ型の部分に綿を詰めることが欠かせません。

また乾かす前にあらかじめ綿を詰めておけば、乾燥しても変型や型崩れがおきません。乾燥による縮みも少し防ぐことができます。

―― 1つ綿を詰めるときに注意しなくてはいけないことがあります。それは、綿の詰め過ぎ注意!!です。

綿を詰め過ぎるとテータテートの写真のようにやけにラッパが大きくて不自然な形になってしまいます。(T_T)(最悪変型します。) 花びらの縮みは防ぐことができないため、ラッパだけがやけに目立つ仕上がりになってしまいます。

詰める素材は柔らかい綿が良いです。くれぐれもティッシュなどで代用しないでくださいね。

綿を詰めるときは、ラッパの大きさに対して少しゆるめに。逆さ吊りにしても綿が落ちない程度に綿を詰めてください。

綿を詰め終えたら、いつものように逆さ吊りにしてエアコンなどのある部屋で生乾きになるまで乾かしてください。乾かし過ぎると形を整えることができません。

――― 次に②の説明にいきます。

② 花の形を整える。

これは、

タリアが生乾きの状態になったら花びらの形を整えて、花を仰向けにして乾かすことす。

タリアを逆さ吊りで乾かしていると、花びらが下に垂れさがってクシャクシャの状態になります。このままではキレイな形のドライフラワーが作れません。

それを防ぐためには、生乾き状態の段階で花びらの形を整えることが必要です。下に垂れた花びらを上向きに直したり、縮んだ部分を指でやさしく引き伸ばしたりするなどをして本来の花の形に整えます。

形が整ったら逆さ吊りにはせずに、花を仰向あおむけの状態に固定して乾かします。

ラッパの部分はこのあたりで綿を除いてしまってもいいです。綿が入っている分乾きが少し早いので、ラッパの形がしっかりしていたら除いてみましょう。心配な場合はそのままでもいいですよ。

――― では次に最後の説明③にいきます。

③ 完全に乾燥するまでチェックする。

これは、

仰向けで乾燥させているあいだは、何度か花の状態をチェックすることです。

なぜチェックするのかというと、生乾きで仰向けの状態で乾かすと、再び花が垂れてくるからです。こうなると完成しても、一見花の形は整っていますが、どこか不自然でわざとらしい形になってしまうのです・・・。

それを防ぐために、この作業が必要になってくるのです。

作業といってもやるべきことは簡単です。

・ 仰向けにした花びらが垂れてきたら、逆さ吊りにして乾かす。

・ 形がおかしくなっていたら再び形を整える。

こうすれば不自然にならずに、キレイな形のドライフラワーが作れます。

上の二つは必要に応じてやってみてください。場合によっては仰向けに乾かしたままキレイに仕上がる場合もあります。(でも油断はしないでくださいね。。チェックは必ずやっておいたほうが良いですよ~。)

長々と説明してきましたが、これを行うことによってキレイな形のドライフラワーが完成します。

綿を詰めたり、形を整えたりと地味~~~な作業が続きますが、キレイな形に仕上がったときの感動は大きいです♪

スイセン・タリア以外でもこの方法は応用できますのでやってみてくださいね!

スイセン・タリア のドライフラワーを作ってみた感想

・ 一見失敗しそうな球根植物ですが、形を整えれば意外とキレイにドライフラワーになります。

・ 茎が弱く、変色しやすいので茎が不要なら短くカットして乾かすと良いです。苞葉ほうようの部分も取り除いたほうが見ためがキレイです。

・ スイセンのドライフラワーは売っていないので、切り花か育てたスイセンをドライにするしかありません。春にドライにしたら、梅雨には見納めにしましょう。

スイセン・タリアを楽しむには

生花の場合

・スイセン・タリアは切り花としては出回っていないので球根を植えて咲かせます。花は4月に咲き、草丈は30㎝~40㎝くらいです。タリアは別名「しずく水仙」とも呼ばれています。

・ ラッパ型のスイセンは1本の茎に対し花は1輪なのですが、タリアは1本の茎に2輪の花が咲いてくれます。香りは強くないですが、タリアらしい清楚な芳香がします。

・ タリアの球根は秋に園芸店で売られています。人気品種なので、早めに園芸店で購入しておかないと売り切れてしまいます。残暑が終わる9月下旬くらいに園芸店に行って手に入れておきましょう。球根の植え付けは10月~11月までに済ませます。

・ 球根が売り切れの場合はネット通販か、1月中旬あたりに芽出し球根で手に入れるという方法があります。必ずしもタリアの芽出し球根があるとは限らないので、事前に予約か注文などしておきましょう。

・ スイセン全般に言えることですが、スイセンは有毒植物です。お庭や切り花で花を楽しむ場合はくれぐれも扱いに注意して、誤飲・誤食などがないように気を付けてください。

・ スイセンを食器などに生けた場合は必ず水を捨ててから洗剤で器をよく洗ってください。人によってはスイセンの切り口で皮膚がかぶれる場合もあります。切り花で楽しむ場合は切り口のヌメリに触れないようにして手をよく洗ってくださいね。

ドライフラワーの場合

・ タリアを乾燥するまでに掛かった日数は、エアコンなしの部屋で1ヶ月半です。エアコンのある部屋ならもっと早く乾きます。

・ タリアのドライは、白く紙細工のようにはかなげです。形を整えて乾かせば「タリア」の面影がのこる形に仕上がります。香りはほとんど残っていませんが、花粉や花びらなどが落ちてくることはありません。

・ 茎の色が変色しやすく、強度はあまりないので時間の経過とともに花が垂れてきそうです。茎が不要な場合はカットして乾かしたほうが良いです。

・ スイセンの苞葉の部分は見ためが良くないので、最初に取り除いておきましょう。切り花で楽しむ場合も同様です。

・ タリアのドライフラワーを形良く作るには、事前の作業と乾燥前に形を整える必要があります。少し手間はありますが、3つの工程をやっておけばキレイなスイセンのドライフラワーが作れます。

・ 必要な作業ステップは次の3つです。

ラッパ型の部分に綿を詰める。

タリアが生乾きの状態になったら花びらの形を整えて、花を仰向けにして乾かす。

仰向けで乾燥させている途中、何度か花の状態をチェックする。

この3つの工程でキレイなスイセンのドライフラワーが作れます。

※注意 逆さ吊りの自然乾燥の作り方は、ドライフラワーが失敗なく100%キレイにできることを約束したものではありません。 ご了承ください。 m(_ _)m

終わりに・・・

ドライフラワー ビフォー・アフター、今回はちょっと珍しいスイセンの花、タリアをご紹介しました。

まーたうだうだと長くなってしまいました。(/ω\) なんでこうなるのか・・・。

まあ、考えようによっては1種類のドライフラワーに対してこんなにねちねち言ってるブログも少ないですから、ある意味貴重かもしれませんよ~~?(汗)

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

それでは、また覗きに来てやってください。^^

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