ヒオウギの実のドライフラワーを紹介♪【結論】買ったほうがラクです。

ドライフラワー

こんにちは! ふゆなっつ です。

今回は、ヒオウギの実 のドライフラワーをご紹介します。

ヒオウギの実のドライは昔からあるのでご存知の方も多いと思います。

今回ヒオウギのドライを作ってみてわかったこと、知っておいたほうが良いことがありましたのでドライに興味のある方はぜひご一読ください。

ヒオウギの実の生花写真

【 ヒオウギの実の生花写真 】

こちらはドライになる前のヒオウギの実の生の写真です。

ふくらんだ風船のようなユニークな形をしていますね。この風船は丸いタネを包んでいる「さや」の部分にあたります。

このさやが乾燥すると、さやが先端から割れて熟した真っ黒なタネが姿を現します。写真にも一部さやが割れてタネが見えています。

詳しくはドライ完成写真を見ていただければ(笑)^^

ヒオウギの花の生花写真(画像素材集より使用)

【 ヒオウギの花 の生花写真 】

ヒオウギの花も美しいので写真を載せておきます。

オレンジや黄色に赤いまだら模様の入った花が咲きます。夏にふさわしい美しい花♪。残念ながら花は一日で終わってしまうのですが・・・。

花はドライにできませんが、花後のさやとタネは美しいドライフラワーになります♪

ヒオウギの実のドライは扱いやすく、手作りにも最適で使い勝手も良く変色しらず。そして驚くほど長持ちします。

そんなドライフラワーとして優良花材のヒオウギのドライ作りは、じつは一筋縄ではいきません

作り方は逆さ吊りの自然乾燥でいいのですが、ドライを作るならこのブログに記載されている現実をよく読んでからドライに挑戦してみてください。

軽い気持ちで作ると泣くハメになりますよ。。(;゚Д゚)

今回は気安く「簡単にできておススメです♡」なんてことは言えないのです。

ドライを作るなら「こんな失敗リスクもある。」ということを知っておいてほしいので、ありのままに書かせていただきました。

ご興味のある方だけどうぞm(_ _)m

※ここで紹介しているドライフラワーはすべて逆さ吊りの自然乾燥またはエアコンのある部屋で乾燥させています。

※注意 逆さ吊りの自然乾燥の作り方は、ドライフラワーが失敗なく100%キレイにできることを約束したものではありません。ご了承ください。m(_ _)m

サヤから剝けた黒い実が美しい!~ ヒオウギの実 のドライフラワー ~

ドライフラワーになったヒオウギの実の正面写真

【ドライの正面写真 】こちらが、ドライフラワーになった ヒオウギの実 の写真です。

一部タネを包んでいるさやがけてませんが、なんとか無事にできました。。

ここまで長い道のりでした‥‥(´Д`)

花屋さんでヒオウギ2回買って失敗して3回目の今回でやっっとドライに成功しましたからねぇ・・・

――あ~大変だった。。カンタンそうに見えて意外と難しいです(T_T)

さやの部分をもっとキレイに仕上げたかったんですけど、色が汚くてゴメンなさい><。。

しかしヒオウギの特徴的な黒いタネはツヤツヤと美しく自宅ドライでもキレイです。

乾燥したさやは、くるりと外側にそっくり返りヒオウギだけの独特な形状を作り出しています♪

茎・さやは丈夫ですが、黒いタネは丁寧に扱わないと落ちてしまいます。

乾かすまでに掛かった日数は、9月後半にエアコンなしで乾燥させて5日でした。

ただ、乾燥するまではタネの部分が柔らかいので、ヘタに触るとシワが寄ってしまいます。

ドライフラワーになったヒオウギの実の左斜め写真

【ドライの左斜め写真 】

こうしてみると黒いタネが連なった姿がブドウのようです。

全部のさやがけていたらもっと見ばえする写真になったのですが。。

こうならないようにドライにするときはさやが剝けやすいようにハサミで切り込みを入れておくといいですよ!

ヒオウギのドライを作るまで苦労しましたが、ドライができてしまえばこっちのもんです♪

器に挿して飾ってもよし。手作りにも扱いやすいですし。何より何年も使い回しが可能。

変色しにくく、形もそのままなので、大事に使えば当分使い回せますよ~^^

ドライフラワーになったヒオウギの実の全体写真

【 ドライ全体写真 】

茎がしっかりしているので、日にちが経っても茎が垂れることはありません。

ドライフラワーになったヒオウギの実を器に挿した写真

【ドライを器に挿した写真 】

生け方が雑。。投げやり感を感じる写真・・・(/ω\)

※ヒオウギの実のドライ写真は以上になります。今回はドライ経過後の写真は掲載しおりませんのでご了承くださいm(_ _)m

今回経過後写真はありませんが、ヒオウギのドライは変色や変形もないので、長期間そのままの姿が楽しめます。

ヒオウギの実のドライフラワーを作ってみた感想と注意点

・ドライにするなら、さやが乾燥してさやの口が開きかけた状態のものを乾かします。くれぐれも熟していないさやは乾かさない+買わないでください!

・熟したヒオウギの実が買えるのは9月後半か10月以降。さやがうす茶色になり、さやの口から黒い実が少しのぞいてる状態がベスト!!

・切り花のヒオウギを水に挿して飾る場合、気温が高いと茎がすぐに腐ってしまいます。涼しい場所に置いて飾ってください。

・さやが開きやすいようにハサミでさやの口を線にそって十字に切り込みを少し入れてあげるとキレイにけやすいです。

作るよりも買ったほうがラク!?・・・ だったりするヒオウギの実のドライ

個人的にはヒオウギの実のドライは作るよりも買ってしまったほうがラクだと思います。庭にヒオウギがあればいいですが、それでも失敗することがあります。

冬なつはヒオウギの実を花屋で3回買っていますが、成功したのは1回だけです。

それ以降はヒオウギを庭で育てていますが、3回試して成功したのは、またもや1回だけ。。(黒いタネがなかなか熟さないまま終了。)

なんかもう・・・難しいです。。。

失敗するとどうなるかというと、下の↓写真をご覧ください。

ヒオウギの皮がうまく開かなかった参考写真

【ヒオウギの実のドライの見事な失敗写真】

切り花のヒオウギを逆さ吊りの自然乾燥にしたのですが、さやが開かず失敗・・・(T_T)

さやが開いてもタネが茶色くシワシワで、無残な姿に・・・(/ω\)茎は高温下では水に腐りやすく、ものすごい悪臭がします。

ヒオウギの実は昔ながらのポピュラーなドライなので作るのは簡単かと思っていたんですが、・・・甘くないです。。

ヒオウギの実のドライがどうしても作りたいという方のためにアドバイスするとしたら、前項で述べたとおり

花屋でドライにベストな状態のヒオウギを入手することが重要です。

ヒオウギの実の生花写真

上の写真のように、さやがうす茶色で黒いタネが少しのぞいている状態のものを選んでください。

この状態のヒオウギは、ほぼドライが7割ほど完成してる状態です。これを購入して自宅で3割乾かせば完成!!というわけです。

(割れていないさやの口は線にそって十字に切り込みを少し入れてくださいね。)

冬なつもこの状態のヒオウギが手に入ったから成功したようなものです。もしこの状態の切り花が運よく売っていたら即買いしましょう。

店頭にない場合は花屋さんに入荷予定を聞いてみてください。念のため他の店舗でも聞くだけ聞いてみるといいですよ。

庭でヒオウギを育てる方法もありますが、冬なつはこれまで3回収穫して1回しか成功していません。育て方が悪いのか、タネが黒く熟してくれないのです(T_T)

熟してもシワが寄ってキレイにできないこともありました。今年初めて成功したのですが、成功した原因はいまだにわかりません。

・・・まったく手のかかるドライですねぇ。。そんなこと言っちゃダメか(汗)

――以上を踏まえると、ヒオウギの実のドライはいっそ専門店で完成品を買ったほうがいいんじゃないかなーと思います。

ヒオウギの実のドライは秋~冬にかけてドライフラワー店に出回ります。最近なら花屋さんでも取り扱ってるところがありますね。

春~夏になるとドライの入手は難しくなりますのでご注意ください。もし運よく手に入ったとしたら・・・・・・

売れ残りだよ☆たぶん。。

ヒオウギ について 基本情報

ヒオウギの花の生花写真(画像素材集より使用)

【 ヒオウギ 】

科名・属名:アヤメ科ヒオウギ属

原産地:日本、中国、インド他

和名:檜扇ひおうぎ烏扇からすおうぎ 英名:blackberry lily

花言葉:誠実、誠意、個性美

開花期:7月~8月 花色:オレンジ・黄・赤・紫

切り花(※サヤの状態の場合)出回り時期:9月~11月

花屋さんに出回るヒオウギは、実をつけたさやの状態が多いですが、花の状態でも出回っています。(見たことないけど。)

オレンジと赤の濃いまだら模様が美しい花ですが、花はたった一日で終わる一日花です。

花は次々と咲いてくれるのですが、あんなにキレイな花が一日で終わるのはちょっと残念ですね。

葉はヒオウギと呼ばれるだけあって細長くとがった葉が扇のように広がっていて立派。その姿は古くから庭植えや生け花として親しまれています。

実付きのさやは早ければ8月後半に出回りますが、だいたい9月~11月に出回ります。見た目は地味ですが存在感があり、アレンジに加えると野趣のある和の雰囲気が楽しめます。

茎が腐りやすいことを考えると、残暑が落ち着いた涼しい頃に楽しむのがおススメです。

冬なつが買ったヒオウギの実は1回目385円、2回目110円、3回目275円(すべて税込)でした。

ヒオウギの花の生花写真(画像素材集より使用)

ヒオウギは茎が腐りやすいので高温を避け、水の量を控えめにしてください。生けるときは、余分な葉や枝を取り除き、茎の先端を斜めにカットします。

花持ちは茎が腐らなければ5日~1週間くらいです。

ヒオウギは庭で育てることもできます。

条件の良くない庭でも元気に育ち、虫もつかず毎年花を咲かせてくれます♪ 葉の形が美しいので鉢植えよりも庭植えにするとヒオウギの魅力がより際立きわだちます。

ヒオウギの苗は園芸店の山野草コーナーに置いていることが多いです。

終わりに・・・

ドライフラワー ビフォー・アフター、今回は ヒオウギの実 をご紹介しました。

ドライを作るのは一苦労でしたが、出来あがれば美しく使い勝手の良い長持ち素材です。

もしヒオウギの実のドライが売っていたら一度購入してみることをおススメします。きっとヒオウギの魅力にハマりますよ^^

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

それでは、また覗きに来てやってください。^^

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