ドライフラワー ビフォーアフター ~夏におすすめ!! 幅広く楽しめるエリンジウムのドライフラワーを紹介~

ドライフラワー

こんにちは! ふゆなっつ です。「ふゆなつ」 とでも呼んでくださいね。

当ブログを見に来てくださってありがとうございます♪

今回は、涼し気なブルーが夏にぴったりのエリンジウムのドライフラワーについてご紹介します。

これからの季節、暑い毎日はお花にもこたえるのか、生花のお花は数日でしおれてしまいます・・・。(残念です。。。)

しかし、

エリンジウム(エリンジュームともいう。)は生花のもたない夏でもドライフラワーにしてしまえば、なんと3ヶ月は楽しめます!!

切り花でも楽しめますが、何といってもこのお花はドライフラワーにしてこそ存分に楽しめるお花だと思います!

花自体が丈夫で茎もしっかりしているので、雑貨感覚で思い切り楽しめますよ♪

ドライフラワー ビフォーアフター ~ドライに最適!! エリンジウムの魅力~

ドライフラワーになったエリンジウムの正面写真

【 ドライ正面写真 】

こちらが、ドライになったエリンジウムの写真です。

もともと1本に花数が多くボリュームがあったのですが、ドライになってもボリュームダウンすることなく、見ごたえがあります。花の縮み具合などもあまり気になりません。

ドライになるまでにかかった日数は冬なつの家では約1週間でドライにできました。

・・・梅雨の終わりに(またか。)に乾燥させたのですが、自然乾燥でもキレイにできました。

(6月後半から7月の梅雨どきでした・・・)

エリンジウムのブルーの部分もしっかり色が残っていますね。ブルーの量少ないですけど。。

ブルー以外の花もそこそこキレイにできています。

特徴のある形状ですので色が淡い緑でも存在感があります。でもやっぱりブルーが少ないのは残念・・・。

ワンコインで買った安いお花だったのでブルーに染まった花がかなり少なくて物足りないです(泣)

もっとよく選んで買うべきでした・・・ごめんなさい!

ドライフラワーになったエリンジウムの左斜め写真

【左斜めから見た写真 】

花びらのように見える部分はじつはガクです。中心のトゲトゲしたかたまりに小さな花がいくつも集まり、それをほう(トゲ)が囲んでいます。

ドライになると、ガクの部分が開いたり閉じていたり表情が違います。

茎はカーブして反り返り不規則なラインを描きます。ドライフラワーならではの形状ですね。

この時点で種や花粉その他がパラパラ落ちてくることはありませんでした。茎も丈夫で強度もあります。

写真を良く見てもらえるとわかるのですが、ブルーの花の茎部分は色もブルーになっていますよね。 茎までブルーだなんてカッコいい花ですよね♪

それ以外の茎は、光沢がかったようなメタリックな質感をしています。

その他にガクやほう、葉なども崩れることもなくしっかりしています。・・・しっかりしているということは、トゲもしっかりしているということです!! >< 痛い。。

ドライになったことで、尖った部分も強く硬くなってチクッと刺さりやすいのです。

刺さるのが苦手な方には残念ながらエリンジウムはおススメできません。(器に挿して飾るだけならゴム手袋使うとか…?いいかもしれません。)

ドライフラワーになったエリンジウムの上から見た全体写真

【 上から見た全体写真 】ドライになっても涼し気な雰囲気はそのままです。

写真が近すぎて全体的な姿がわかりづらいですね・・・。ごめんなさい。

ドライフラワーになったエリンジウムを器に生けた写真

【 器に挿した写真 】 

茎がうねっていますね。

ドライフラワーなのに、なんだか軽やかで生き生きとして見えませんか?

それにしても この時期に撮ったドライフラワー達はみんな花の入れ方が雑です・・・。

ドライフラワーになったエリンジウムの曲線した茎の写真

もう1枚写真あったので載せときます。。。 茎のうねりにご注目ということで・・・

ドライフラワーになったエリンジウムの1ヶ月後の写真

【 ドライから1ヶ月後の写真 】全体的に色があせて白っぽく見えます。

ブルーの色はまだ残っていますね。

ドライフラワーになったエリンジウムの2ヶ月後の写真

【 ドライから2ヵ月後の写真 】さらに変色が進みました。。。

一応、まだ見られる範囲内でしょうか。 

この写真は9月最終日の写真なので、梅雨の明けた頃から夏の終わりまでエリンジウムのドライが楽しめます。

ただ、そろそろ黒くて細かい粉が下に落ちてくる頃ですので飾る時は何か下に敷いたほうが良いですね。

さらにもっと月日が経つと、トゲトゲしたかたまりの部分がボロボロと崩れてきます。

ドライフラワー ビフォー・エリンジウムについて

エリンジウムの生花写真

【 エリンジウムの生花の写真 】 (今回 品種名がわかりません。)(T_T)

エリンジウムは、セリ科のヒゴタイサイコ属(エリンジウム属)で和名はマツカサアザミといいます。アザミの仲間なのだそうです。 

庭で育てて楽しむこともできますが、湿気と高温に弱いの暖地では夏越しが難しいようです。

そのため、日本では一年草or二年草扱い(※端的に言えば、ワンシーズン花を楽しんだら終わる植物)とされています。 

暑さに強い品種もあるようですが、環境に適した品種を選ぶのが長く楽しむコツです。

イギリスでは枯れることなく株が年々大きくなり、じつに見事な姿が楽しめます。

切れ込みの入ったガクがシャープでメタリックな質感を持ち、まるで人工物のような形状がなんとも個性的で目を引きます。

存在感のあるお花ですね。

色もくすんだグレイッシュなブルーで、涼しげです。

花びらのように放射状に広がっているのはガクで、中心のトゲトゲしたかたまりに小さな花がいくつも集まり、それをほう(トゲ)が囲んでいます。

切り花は5月~9月の時期に多く花屋さんに並びます。最近ではオフシーズンでもよく見かけるようになりました。

品種(種類)も豊富になり、いろいろなバリエーションが楽しめます。

色々な種類のエリンジウムの参考写真(画像素材集より使用)

【 いろいろなエリンジウムの写真 】

今回扱ったエリンジウムの他にも、上の写真↑のようにいろいろな形状のものがたくさんあります。 

他にも「ギガンジューム」というすごくステキな品種があるのですが、これがまるで凶 器・・・みたいに見るからにトゲが痛そ~~なものがあります。

生花の切り花が売られているのは見たことないのですが、ドライフラワー屋さんでは夏にドライで売っています。

ポピュラーなものは、 スーパーノヴァ、オリオン、シリウス、ブルーベルなどが手に入りやすいですね。

冬なつの経験上、スーパーノヴァもキレイに乾きますよ。

ただ、種類によっては臭いが気になるものもあるそうです。(あまりいい香りではないようです。)

今回紹介したエリンジウムは、臭いはありませんでした。

花もちも良く、茎も丈夫ですので生花で楽しむなら夏は1週間くらい楽しめます。でも、水は毎日替えてあげてくださいね。

夏にしては日持ちするので重宝しますが、難点が1つ。

 とがっているところが多すぎて痛い。です。

――まあ、、、仕方ないのですが。

このトゲトゲがまた一種の独特な雰囲気を作り出しているのですから。。。文句を言ってはいけませんね(汗)(でも水替えとかで必ず「痛ッ!!」ってなる)

くれぐれも、手を刺さないように取り扱いには注意してください。

お子さまのいらっしゃるご家庭では、お子さまの手の届かない場所に置いてくださいね。

花びんなどに生ける際は、余分な葉をできるだけ取り除きましょう。

水に浸かりそうな低い部分に生えている葉もカットします。

そして深めの器やバケツなどに水を多めに入れ(←花が浸からない程度の量)で水切り※ をしてから花びんに生けます。

※水切り・・・ 水の中に茎を入れた状態のまま花バサミで茎を1~2センチ斜めにカットする。できれば1~2時間ほどそのまま水を吸わせる。

あとは 毎日水を替えて、その時に茎も少しカットします。

茎のまわりにヌメりがあれば水で洗い流します。(品種によっては茎が腐りやすいものもありますので注意。)

だいたいのお花のメンテナンスの仕方と同じですね。

ドライにするなら早めに乾かすことをおすすめします。

エリンジウム  簡単・キレイにできるドライフラワーの作り方

※注意 この作り方は、ドライフラワーが失敗なく100%キレイにできることを約束したものではありません。 ご了承ください。 m(_ _)m

自然乾燥のドライフラワーを作るのに特別なことはありません。

手順を守って、適切な環境で乾燥させれば大体はうまく乾かせますよ。

エリンジウムの花自体は水分量も少なく、ドライフラワーに適した花なので気軽に試してみてくださいね。(トゲ注意。)

それでは作ってみましょう。^^

<エリンジウムのドライフラワーの作り方:自然乾燥法>

1.コンディションの良い状態のエリンジウムを用意します。(まだ新鮮でハリのある状態のもの)生花で楽しんでからドライにする場合は、できるだけ早くドライにします。

2.必要な長さに茎をカットし、混み合って風通しの悪そうな葉や重なり合っている花、枝をカットします。(カットした短い花や葉も別個でドライにします。)

3.洗濯バサミなどでめて逆さ吊りにして乾かす。麻ヒモなどで結んで吊るしてもいいですが、乾燥が進むと茎が細くなるので抜け落ちないように気を付けてください。

※エリンジウムが複数ある場合、束ねて乾かしてもOKです。ただ、束ねる本数は2本か多くても3本までにしておいてください。形が変形したり変色の原因になってしまいます。

※束ねる時は、茎や花が重なったりぶつかり合わないように注意しましょう。心配なら1本ずつで乾かすことをおすすめします。

※カットした短い花であれば複数本束ねてもOKです。花同士が重ならないように束ねてくださいね。

乾かす場所は エアコンのある部屋か風通しの良い涼しい場所で乾かしましょう。 湿気に当てないように気を付けてください。

4.ガクの付け根部分の茎が硬くなれば完成!! 

とても簡単です!ドライフラワー向きのお花は失敗が少ないので、安心して乾かせるのが良いところですね。

ドライになるまで1週間程度かかりますが、もしくは日数が前後する場合もあります。

トゲがあるのが難点ですが、それさえ目をつぶれば切り花やドライフラワーとしても楽しめる良いお花です。^^

存在感のある外見なので、単独で飾っても充分ステキです。他の花と混ぜないほうがエリンジウムの良さが引き立つのでは・・・?と思うほど。

飾る場所はできるだけ色調をおさえた グレイッシュ・ブルー・白など、ややモノトーン気味な場所をバックにして飾るとカッコいいですよ!

造形がおもしろいのでモダンな家にも合いますね。

手作りなどのクラフトにも大活躍してくれます。リースやスワッグ、アレンジなど。

束ねてスワッグにする時、はぎれ布を細く裂いたリボンを結ぶと可愛いです。

他に夏の季節なら、海の素材(貝やヒトデ、サンゴ、シーグラスなど)と一緒にエリンジウムを添えてみてください。 

硬質で乾いた質感のエリンジウムは海の素材と相性バツグンです♪(もちろん違う種類のエリンジウムでも楽しめます。スーパーノヴァなどおススメです。)

夏ならではのマリンテイストなコーナーが出来あがりますよ^^

トゲが刺さると危ないので、通路など人が接触しやすい場所に置くのは避けてください。

終わりに

エリンジウムはメタリックで硬質な存在感のあるお花なので、他にもアイデア次第で新しい楽しみ方を発見できると思います。 

おうちで自分だけの楽しみ方を見つけてみてください!

ここまで長く読んでくださり、ありがとうございます!

それでは、また覗きに来てやってください。^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました