こんにちは! 冬なっつ です。 冬と夏をあわせて冬なっつ・・・笑
「冬なつ」 とでも呼んでくださいね。
当ブログを見に来てくださってありがとうございます♪
今回は秋だけにしかお目にかかれない、今が旬のお花2種類のドライフラワーをご紹介します。
前回のクルメケイトウのドライフラワー・ビフォーアフターと同じく、今回も1記事に対して2種類のドライフラワーをご紹介させていただきますね。^^
今回のお花は、ヒメヒゴダイとワレモコウ です。 (上の写真 ↓ がヒメヒゴダイ、下がワレモコウ、いずれも生花の写真です。)


冬なつは花屋でヒメヒゴダイの花が売られているのを一度も見たことがなかったのですが、
去年やっっと見つけられました。。。
一方でワレモコウは、秋の花屋さんで何度か見かけたことがあるのではないでしょうか?野原でも見かけますよね^^
いずれも秋の花屋さんで見かけるお花なのですが、秋を過ぎると来年の秋までお目にかかれない秋限定のお花なのです。
ヒメヒゴダイは丸い紫色が可愛らしく、ワレモコウは濃い暗赤色のピョンピョンとした実のような(本当は実ではない。)姿が秋らしいですよね♪
秋は湿気が少なく気温も程よい快適な時期です。ということは、ドライフラワーを作るのに一番適したシーズンなのです!! この機会に秋にしか味わえない花でドライフラワーを作ってみませんか?
この2つは、自然乾燥で失敗もなく簡単にドライフラワーにすることができますよ♪
夏が終わって秋になったら、「 さあ、ハロウィン🎃!!」 もいいのですが、日本には日本にしかない秋の美しさがあります。
この2つのお花を通して日本の秋の良さをぜひ再認識してほしいです。
ドライフラワー ビフォー・アフター ~ ヒメヒゴダイ ワレモコウ の魅力 ~
~ ヒメヒゴダイ ~

こちらが、ヒメヒゴダイのドライフラワー写真です。 生花に比べると多少の変化はありますが、色は変わることなくキレイに早くドライフラワーになります。
~ ワレモコウ ~

こちらが、ドライになったワレモコウの写真です。
生花の時とあまり変わりありませんね。ちょっと色が焦げ茶色になったくらいでしょうか。茎も少し渋茶色になりましたが、そんなに気にならないと思います。
※下にスクロールすると、さらに詳しく写真付きでドライフラワーの紹介をしています。
ドライフラワー ビフォー・① ヒメヒゴダイについて

【 生花の写真 ① 】
ヒメヒゴダイはキク科の多年草で花期は8月~10月。花屋さんには9月に並んで10月にはもう見られなくなってしまう僅かな時期にしかないお花です。けっこう貴重なお花です。
去年買った当時の値段は1本¥540でした。相場的にどうなんでしょう?花の質や鮮度は良かったです。
ヒメヒゴダイの花は上のほうから花が咲いてきます。
一部てっぺんにうす紫の細いトゲトゲしたようなものがありますね。これが花が咲いている状態で、それ以外はみんな蕾です。
花が咲いた状態と蕾の状態でだいぶ雰囲気が変わります。そんなところもこのお花の魅力ですね!
もし花屋さんでヒメヒゴダイに出会えたら、かなりラッキーです。買い逃すとまた来年・・・(T_T)
なんてことになりますので、ヒメヒゴダイの花が欲しいなら見つけ次第即買いをおススメします。。。
ヒメヒゴダイは1本だけでなくできれば2本は買って、ドライフラワー用と生花で楽しむ用に分けることをおススメします。(1本のボリュームがあれば切り分けて両方楽しんでもいいですよ。)
なぜかというと、ヒメヒゴダイは花が開花した状態で乾燥させてもキレイにできないのです。
そのため、花も楽しみたいなら生花用に1本とドライ用の計2本にすれば両方楽しむことができます。

【 生花の写真 ② 】ヒメヒゴダイが開花した状態のアップ写真。本当に違うお花みたいですね。。

【 生花の写真 ③ 】ヒメヒゴダイの蕾状態のアップ写真。個人的に冬なつは蕾のほうが好きかも・・・(汗)
下の濃い紫から上にかけて薄くなっていく紫のグラデーションがステキ。
このように生花でも美しく可愛いヒメヒゴダイですが、ドライフラワーになってもまた違った表情を見せてくれます。
ドライフラワー ・アフター ①【写真付き】ヒメヒゴダイ ドライの感想

【 ドライの正面写真 】こちらがドライフラワーになったヒメヒゴダイです。表情が変わりますね。
ドライにするのにかかった日数は、なんと4日 。早く乾いてくれるのも嬉しいところです!^^

【 ドライの左斜め写真 】色は美しいままです。

【 ドライの全体写真 】

【 開花した花のドライ写真 】残念ながら、花が咲いた状態でドライにすると花の部分は少し変色してしまいます。

【 蕾の状態のドライ写真 】蕾は変わりなくキレイです。

【 器に挿した状態の写真 】茎はしっかりとしていて花首が垂れてくることはありません。
器に挿しても濃い紫が美しく単独で飾ってもステキです。

【 花を下向きで撮った写真 】

【 茎と葉の写真 】「この写真必要・・・?」と思ったのですが、いちおう載せておきます(汗)

【 ドライから1ヶ月後の写真 】全体的にそんなに変化は見られない印象です。

【 ドライから1ヶ月後の写真 ② 】花が咲いた部分の変色が少し進んだように見えます。

【 ドライから1ヶ月後の写真 ③ 】蕾のままドライになったものは変わらずキレイなままです。

【 ドライから2ヶ月後の写真 】2ヶ月経過しましたが、1ヶ月後の状態とほぼ変わらない状態です。

【 ドライから2ヶ月後の写真② 】変色した部分も1ヶ月後からそんなに進行していません。
それ以降もそんなに変化はありませんでした。変色は一部だけですが茎もしっかりしていて、ポロポロ何かが落ちてくることもありませんでした。
秋にこんな可愛い形の紫は貴重ですので花びんに挿したり、リースやスワッグにぜひ活用してもらいたいお花です♪
変色のことも考えますと、ドライフラワーにするなら 花が開く前の蕾の状態で乾かしてくださいね!!
以前購入したヒメヒゴダイのドライフラワーも、みんな蕾の状態で花は咲いてませんでした。
ドライフラワー ビフォー・ ② ワレモコウについて

【 生花の写真 】
ワレモコウは、バラ科のワレモコウ属で開花期は7月から10月。花屋さんには8月終わりから10月頃まで見かけます。
秋を代表する花として親しまれていますが、じつは夏の花なのだそうです。
写真は暗赤色をしていますが、もう少し赤みのある色や桃色のワレモコウも存在します。(桃色は切り花で流通してるかわかりません。鉢花で買うことはできます。)
実のように見える茶色の部分を一般的に「花」と呼んでいますが、小花が集まったものではなく萼(がく)が寄り集まって形が作られたものです。
写真には写っていませんが、ワレモコウの葉は以外と特徴的な形をしています。
切り花だと下葉は切り落とされて目にすることが少ないのですが、ワレモコウの葉も秋らしい風情がありますので機会があれば、葉っぱも見てみてくださいね。
ワレモコウはヒメヒゴダイより手に入れやすいですが、いつまでも花屋さんにあるわけではありません。
秋が過ぎると手に入らなくなるのでまた来年・・・なんてことにならないように気を付けましょう。
冬なつは1本¥150で買いました。高くても¥300~¥420くらいでしょうか。ボリュームのあるものを選べば、1本で充分です。
ドライフラワー ・アフター ②【写真付き】ワレモコウ ドライの感想

【ドライの正面写真 】ドライになったワレモコウですが、赤みが消え濃いこげ茶色になっています。
花というより実のように見えますね。全体的に大きな変化はありません。
冬なつの場合、ドライになるまでにかかった日数は自然乾燥で1週間ほどです。

【ドライの左斜め写真 】

【 ドライの全体写真 】茎は細いですが以外としっかりしています。
花の部分も軽いので、垂れる心配もありません。

【 器に挿して飾った写真 】これだけで見ると、まるで秋風にそよいでいるように見えませんか?
感想としては花(萼)の部分の色がこげ茶色になったくらいで、あとは大きく変わったところはありません。葉があまりついていないので、変化が感じられないのかもしれません・・・。
難点としては、ちょっと花が崩れやすいことでしょうか。。。
ワレモコウは丁寧に扱わないと茶色の萼の部分が崩れてパラパラと落ちてきてしまいます。手作りに使う場合は気を付けないといけません。

【 ドライから2ヶ月後の写真】ドライ当初とそんなに変わりはありません。

【 ドライから3ヶ月後の写真】

【 ドライから3ヶ月後の写真② 】こちらも1ヶ月前と大して変わりありません。
茎もしっかりしています。
ワレモコウは飾るだけでグッと秋らしくなるので、この時期の草花と一緒に飾ってみてくださいね。
もちろんリースやスワッグなどのアクセントにも使えますので、秋らしい手作りを楽しんでみてください。
前述のとおり花の萼が崩れやすいので手作りに入れるなら、最後のほうの仕上げに加えると崩れを最小限に防げます。
時間の経過とともに触れなくてもワレモコウが崩れたりするので、長く飾る場合は下にクロスかペーパーを敷いて飾ってください。
1~2ヶ月は雑に扱わなければ崩れの心配はありません。
ワレモコウは生花で飾っているうちに自然とドライになることもありますが、乾燥方法としてはおススメできません。
ドライフラワーになったとしても、劣化が進んだ状態で乾燥しているので萼が崩れやすいのです。
ドライにするならワレモコウが新しいうちに逆さ吊りにして乾燥させましょう。
ドライフラワーを楽しむ ~ヒメヒゴダイとワレモコウ~
ヒメヒゴダイもワレモコウのどちらも秋の花屋さんに並ぶ花なのですが、秋を過ぎると来年の秋までお目にかかれない秋限定の貴重なお花です。
どちらも秋の風情があり、夏から秋へと少しずつ季節が移り変わってゆくことを教えてくれる草花です。
夏も終わり、湿気の少ないこの時期にドライフラワーを飾って日本の秋をお家で楽しんでくださいね^^
ヒメヒゴダイの場合
・花屋さんには9月に並んで10月には見られなくなってしまう僅かな時期にしかない貴重なお花です。 見つけたら即買い!
・生花で楽しむ用とドライフラワー用にそれぞれ1本ずつ、計2本買うのがおススメ。
・ドライフラワーにするなら、ヒメヒゴダイの花が咲かない蕾のうちに乾燥させる。
< ヒメヒゴダイのドライフラワーを作るなら > 自然乾燥法
※注意 この作り方は、ドライフラワーが失敗なく100%キレイにできることを約束したものではありません。 ご了承ください。 m(_ _)m
・コンディションの良い状態のヒメヒゴダイを用意する。 (花色が濃く葉色に黄ばみのないもの。葉や茎に張りのあるもの)
・混み合って風通しの悪そうな葉や、密集した部分を取り除く。
・逆さ吊りにして乾かす時は湿気のない風通しの良い場所で。
・複数束ねて乾かす時は、変色・変形・カビを防ぐため、花・葉・茎 同士が重ならないように注意。
・ドライになるまで4 ~ 5日くらい。乾燥条件により日数が前後することも。
ワレモコウの場合
・ワレモコウは飾るだけでグッと秋らしさがでるうえにアクセントになるので、この時期の草花と一緒に飾るのがおススメ。
・実のように見える茶色の部分は「 花 」ではなく、萼(がく)が寄り集まって形が作られている。
・ワレモコウはヒメヒゴダイより手に入れやすいが、秋が過ぎると手に入らなくなる。
・ドライフラワーにすると花(萼)が少し崩れやすくなる。丁寧に扱わないと茶色の萼の部分が崩れてパラパラと落ちてくる。 手作りに入れるなら、最後のほうの仕上げに加えると崩れを最小に防げる。
・ワレモコウのパラ落ちが心配な場合は、下にクロスかペーパーを敷いて飾る。
< ワレモコウのドライフラワーを作るなら > 自然乾燥法
※注意 この作り方は、ドライフラワーが失敗なく100%キレイにできることを約束したものではありません。 ご了承ください。 m(_ _)m
・コンディションの良い状態のワレモコウを用意する。 花色に赤みがあり、萼が落ちてこないもの。葉色に黄ばみがなく、茎がしっかりとしているもの。(古いものは花が黒ずんでいる)
・混み合って風通しの悪そうな茎や、花を引き立てるために葉をできるだけ取り除く。
・逆さ吊りにして乾かす時は湿気のない風通しの良い場所、気温は20℃はある場所で。
・ドライになるまで1週間くらい。乾燥条件により日数が前後することも。
終わりに・・・
ドライフラワー ビフォーアフター 今回はヒメヒゴダイとワレモコウ、2種類を紹介しました。 どちらも失敗なく簡単にドライフラワーにできますよ♪
蒸し暑い夏がようやく終わり爽やかな風とともにやってくる日本の秋のすばらしさを、秋に咲く草花と一緒に味わってみてほしいと思います。^^
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
それでは、また覗きに来てやってください。^^
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