こんにちは! 冬なっつ です。 「冬なつ」 とでも呼んでくださいね。
当ブログを見に来てくださってありがとうございます♪
今回は、梅雨が見頃のアジサイをステキに生ける「ウォーターリース」をご紹介します♪
ウォーターリースとは、そのまま水のリースのことです。
リースといえば、一般的に丸いリースの土台にドライフラワーを挿したものをイメージしやすいですが、ウォーターリースというのは、水を入れた器に生のお花をリース状に生けたものをいいます。
――― 文章で説明するより、見本の写真を見ていただいたほうが早いですよね!!
こちらです♪↓

丸いガラス皿に沿ってアジサイと利休草、他に千鳥草やアゲラタムを生けています。
じつは写真の花はアジサイではなく「山アジサイ」なのですが(汗)、どちらを生けてもステキです。
アジサイなら房も大きいのでもっと見応えのあるアレンジになりますよ。
丸いお皿に沿ってお花を生けるだけなので、簡単に「リース」のようになってくれます^^
生けるのが難しいアジサイも見ばえUPの簡単アレンジ
アジサイを花びんに生けるのに一苦労している方は多いのではないでしょうか?
アジサイは頭が重く茎が太いのでアレンジしづらく、なかなか扱いの難しいお花です。
花びんに「アジサイだけを生ける。」または「葉モノを添えるだけで精一杯」になっていませんか?
このアレンジなら、そんなお悩みをすべて解決します♪
このウォーターリースは、
・アレンジが簡単
・短い時間で作れる
・マンネリ回避&見ばえUP!!
背が低いので会話の邪魔にならず食卓やパーティーのお花としても喜ばれます♪
※食卓に飾る場合は、香りの弱い花を選んでください。また、使用した器は洗剤でよく洗ってください。
それからこのウォーターリース、癒し効果がハンパないです。。。
ガラスの平皿が水面を広く見せているせいか、水辺のリゾート気分が味わえてとてもリラックスできます。
香りの良い花を使うとよりリラックス効果が高まりそうです。
雨続きで外出できない時期は、こんなリースを飾って雨の日を楽しんでみてください^^

ガラス皿に生けると涼し気で今の季節にピッタリです。ガラス皿じゃなくても丸い器で水が入ればなんでもOKです^^
(次回の記事でガラスボウルの生け方も解説していきます。)
もちろんアジサイ以外のお花で作ってもいいんですよ♪
――― それでは作り方を紹介します。^^
アジサイのウォーターリース ~ 材料と作り方 ~
切り花のアジサイを生ける時は充分な水揚げ処理をしてから使用してください。
庭植え・鉢植えのアジサイを使う場合は、水を充分に吸った状態のものを使ってください。
庭植え・鉢植えのアジサイは、切り花として楽しめない品種も一部ありますので、ご了承ください。m(_ _)m
~ 材料 ~

ガラスの平皿(上直径25㎝ 底直径約20㎝ 深さ3.7㎝)・クロスorマット・花切りバサミ・ワイヤー・剪定ツル・利休草ロングタイプ・アジサイ・千鳥草・アゲラタム・リョウブ・作業用ペーパー ※文房具用のハサミは今回使いません。
※ここに記載されている道具や資材はすべて揃える必要はありません。お家にあるものやお好みのものでアレンジして使ってください。
※利休草とツルは丸めて使うので、使うお皿の直径よりも長めのものを用意してください。
※すぐに使用しない花やグリーンは使うまで水に挿しておいてください。
※剪定ツルと記していますが、丸めて輪にできるものなら枝でもかまいません。手元になければ、自然素材のリース土台をバラして使っても良いです。
※アジサイを扱うと散らかるので、事前に作業用ペーパーを敷いておきましょう。
~ 作り方 ~

はじめに、ウォーターリースの土台となる部分を作っていきます。
丸皿の水をためるフチの大きさにあわせて剪定ツルを丸めて輪にします。
輪にしたら、ワイヤーを結んでねじり留めて皿の上に置きます。
写真のツルは短いので1周しか丸めてませんが、2周はさせたほうが無難です。
短いツルしかなければ、1周させたものを2つ作り、少しずらして重ねてワイヤーで2、3か所ねじり留めます。

次に利休草をツルと同じ大きさの輪に丸めてワイヤーでねじり留めます。
根元にいくにつれてツルが太く丸めるのが難しいです。太くて曲がりにくい部分はカットしてしまいます。
カットした部分はあとでリースに挿して使えます。

利休草を丸めるときに大事なのが、切り口の位置です。
生花を使ったリースなので、水を吸わせなければ当然しおれてしまいます。。
利休草の切り口が水に浸かりやすいように必ず切り口がツルの下側にくるように結んでください。

丸めた利休草をサンキライのツルの上にのせます。
写真の利休草は少し後ろにはみ出していますが、大丈夫です。
必ずしも水をためるフチの大きさにしなければいけないことはありません。
ただ、挿した花や葉の切り口が水に浸かる範囲内の大きさにしてください。

ガラス皿に水を注ぎます。
ここでは取りあえず利休草のツルが浸るくらいの量に注いでおきます。
ここで絶対確認しておいてほしいポイントが1つあります。

利休草の切り口がきちんと水に浸かっているか、必ず確認してくださいね。

切り口の確認ができたら、混み合っている葉や生けるのに邪魔になる葉をカットします。
カットした葉をあとで使う場合は水に挿しておいてください。
写真はなぜか水とツルが入る前の写真ですが(汗)気にしないでくださいね~(/ω\)

これでウォーターリースの土台ができました。
ここからお花を挿してリースのように生けていきます。^^/

アジサイ(写真は山アジサイ)を小房に切り分けておきます。
アジサイは房が大きいので利休草の土台に挿しても沈まない程度の大きさにカットします。
カットしたら、水に浸かる葉は取り除きます。

花やグリーンを挿すときは、写真のように切り口の断面を斜めにカットして水の吸い口を広くします。
先がとがっていると花材も挿しやすいです。

土台のツルや葉のすき間にアジサイの茎を挿していきます。
アジサイが水に浸からないようにツルや葉に花をのせるように挿します。
必ずアジサイの切り口が水に浸かるように花を挿してくださいね。
写真のはちょっとバランスが悪いですが、アジサイと利休草だけでも充分すてきなウォーターリースが楽しめますよ♪

土台の葉が少ない部分は、このままアジサイを挿すと水に浸かって沈んでしまいます。
そういう場合は、
あらかじめアジサイを挿す場所に取り除いた利休草の葉などを先に挿しておきます。

葉を挿した上にアジサイを生けます。
葉を先に敷いてクッションのようにすれば、アジサイを濡らさずに生けることができます。

アジサイを挿したら次に千鳥草を同じように挿していきます。
茎が細長いタイプはどうしても花を寝かせ気味に挿してしまいますが、なるべく立たせ気味に挿すと立体的になります。
アジサイが挿してある部分や、葉と葉のすき間を狙って挿すと立った状態に挿せます。

千鳥草を挿したら、つぎにアゲラタムを挿します。
アゲラタムの色は強くハッキリした色なので、アクセントとして少量使いました。

アゲラタムを生け終わったところ。
アゲラタムは茎が短いので、切り口に浸かるように水を少し足しています。
花を挿したらそのつど切り口が水に浸かっているか確認したほうがいいですよ~。

最後にリョウブを挿して、空きが気になるところに花や葉を挿して調整します。
調整できたらクロスかマットを敷いて完成です!!♪

写真のリースは大きいので、リースの中の水面に花を浮かべて遊んでみました。キャンドルを浮かべてもロマンチックです♪
土台をきちんと作っておけば簡単にウォーターリースが作れますよ。^^
アジサイだけでなく、違う花でもぜひ試してみてくださいね!
冬なつはこのウォーターリースにメチャクチャ癒されてます・・・(´Д`)・・・はあぁぁぁぁ。
ウォーターリースの水の替え方
平皿に生けたウォーターリースの水替えには、ちょっとした手順があります。
水を替えるときは、
①まずリースを置いておく平皿を用意してから、リースを土台ごと持ちあげます。
②持ちあげたリースは用意した皿の上に置きます。
③リースの皿の水を捨ててよく洗い、新しい水を注いでリースを再びセットします。
花や葉の位置が少し変わるので、ここで直します。
これで水替えは完了です。
少し手間がありますので、面倒な場合は切り花長持ち剤を使うと水替え回数が減らせます。
ただ梅雨の時期なので、水替えはなるべくこまめにすることをおすすめします。
終わりに・・・
ひさびさに生花アレンジシリーズをやりました。やっぱり生のお花はいいですね^^♪
また続き物になってしまいますが、引き続きよろしくお願いします。
アジサイのウォーターリースは今回限りの記事だったのですが、
「いつも記事が長すぎる。」「読んでて疲れそうだ・・・」と、思いまして
こうして記事を分けることにしました。
スマホで見てくださる読者さまには長く読み辛かったことと思います・・・(/ω\)すみません。。
なるべく記事を短く読みやすくなるように改善していきますm(_ _)m
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!!
それでは、また覗きに来てやってください♪
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