こんにちは! 冬なっつ です。 冬と夏をあわせて冬なっつ・・・笑
「冬なつ」 とでも呼んでくださいね。
当ブログを見に来てくださってありがとうございます♪
今回は、春ごろから出回る アメリカテマリシモツケ・ディアボロライム(長い) のドライフラワーについてご紹介します。

【 アメリカテマリシモツケ・ディアボロライムの生花写真 】

【 アメリカテマリシモツケ・ディアボロライムの生花写真② 】
※名前が長いので、これ以降はディアボロライムと表記させていただきますm(_ _)m
写真のディアボロライムはじつはお花ではありません。
花に見える部分は袋果といわれ、袋果は種子を袋状に包んだ果実のことをいいます。
ドライにすれば、袋果はほぼそのままの形でキレイなドライフラワーに♪
ディアボロライムは初夏なら自然乾燥で1週間~10日くらいでドライになります。
たまには、お花ではなく実を楽しんでみるのはいかがでしょう?
今回はディアボロライムの大きいタイプと房の小さいタイプ2種類を一緒に紹介していきます。
ドライフラワー アフター 【写真付き】アメリカテマリシモツケ・ディアボロライム
※写真は光の加減で色が全体的にうすいですが、実際はもっと色が濃いです。

【 ドライの正面写真 ① 】房が大きいタイプのもの。少しアジサイに似ています。

【 ドライの正面写真 ② 】房が小さいタイプのもの。
写真①②ともに袋果の縮み具合などボリュームダウンも気にならず見ごたえがあり、全体的にキレイな印象です。
残念なのは、ディアボロライムの袋果の一部がうすいグリーンだったのが麦茶みたいな色になってしまったこと・・・。残念です。
それ以外はくすんだ薄めのワイン色をしています。
もう少し乾燥させる環境が良ければグリーンの部分もキレイに残せたかもしれません・・・。
ドライになるまでにかかった日数は冬なつの家では約6日でドライにできました。
乾燥させる中で袋果がいちばん乾くのが早く、次に葉→茎と枝の順で乾いていきます。
葉は乾くと縦にカールして葉の外側が表になります。
枝や茎は乾いてもしっかりしていますので、花が垂れる心配もなく、袋果が落ちることもありませんでした。

【 ドライ左斜め写真 ①】

【 ドライ左斜め写真 ②】
斜めから見た写真②は、生花の時から葉の色が良くなかったので出来上がりの色もイマイチです。
ドライフラワーって本当に最初のコンディションが大事だなと痛感。><
今回のディアボロライムの写真は房が大きいタイプと小さいタイプの2種類を載せていますが、(一部抜けている写真アリ)
同じディアボロライムでも全体の形体が大きく違います。
花屋さんで買い求める時は、1本あたりのボリュームがどのくらいあるか確認してから購入するといいですよ。

【 ドライの全体写真 】房の小さいもの。(大きいタイプの全体写真はありませんでした・・・)

【 器に挿した写真 ①】

【 器に挿した写真 ①】さらにズームアップ

【 器に挿した写真 ②】
②のバスケットに挿してみた写真のほうは、枝とかがワイヤーに引っかかってしょうがない・・・(汗)
ディアボロライムだけで飾っても存在感は十分ですね。

【 ドライ1ヶ月後の写真① 】

【 ドライ1ヶ月後の写真② 】
わかりづらいですが、ちょっと変色が進んでます。このくらいなら、まあまだ見られる範囲内でしょうか。

【 ドライ2ヵ月後の写真 】 さらに変色が進みました。

【 3ヶ月後の写真 】・・・写真ではわかりにくいですが、2ヶ月後と変わりありません。

【 さらに4ヶ月後の写真 】
麦茶色の変色がだいぶ進出してきました。
色は変わりますが、4ヶ月経っても形は崩れることなくしっかりとしています。
ドライフラワーで夏シーズンにキレイに楽しめる実物ってあまり無いのですが、(だいたい色があまり良くない。シワが寄るし )その中でディアボロライムの存在は貴重だと言えます。
実物:花ではなく、おもに実を鑑賞するカテゴリーを総じて実物という
ドライフラワー ビフォー・~アメリカテマリシモツケ・ディアボロライムについて~

【 ディアボロライムの生花の写真 ① 】

【 ディアボロライムの生花の写真 ② 】
ディアボロライムは、バラ科のテマリシモツケ属で、コデマリのような球形状の花をたくさん咲かせます。
花が終わると実(袋果)は、とてもユニークな形をしています。ぷっくりとふくらんで先がツノのように4つ 尖っています。
これは袋果(たいか)といって、袋のなかに入っているタネが熟すと袋から出るしくみになっています。
ひとつひとつを見るとチューリップのようなかわいい形をしていますね^^
こちらの写真は ↓ 濃い暗褐色の葉が特徴の「ディアボロ」という品種の花です。こちらも花がコデマリに似ています。

ディアボロの葉はインパクトが強いですが、ディアボロライムは明るいグリーンの葉がさわやかで初夏を思わせますね。
ディアボロライム、ディアボロ共に 春から夏にかけて花屋さんに出回ります。
実(袋果)がついた状態か、葉だけの状態で売っています。花が咲いた状態で売られているのは見たことがありません。
冬なつが買ったディアボロライムは大270円小385円(ともに税込)でした。
ディアボロの実付きは迫力があります。暗褐色の葉に赤い実がついているのですが、その姿は強烈&インパクト大・・・。
じつは過去にディアボロの葉だけの枝をドライにしたことがあるのですが、、、
―――とにかくまあ、ヒドイもので・・・ご紹介できません><。いつかディアボロの実付きのドライをご紹介したいです!
ディアボロ・ディアボロライムは花木として育てやすく庭植えにも向いてます。大きくなったその姿は圧巻ですよ・・・!
アメリカテマリシモツケ・ディアボロライム 簡単・キレイにできるドライフラワーの作り方
※注意 この作り方は、ドライフラワーが失敗なく100%キレイにできることを約束したものではありません。 ご了承ください。 m(_ _)m
このドライフラワービフォーアフターの記事も5回目なので お伝えしますが、
自然乾燥でドライフラワーを作る方法は、ほとんどの場合 単純で特別難しい作業はありません。
コンディションの良いお花で手順を守って、適切な環境で乾燥させれば大体はうまく乾かせます。
一般家庭の自然乾燥では難しいお花もありますが、ディアボロライムは水分量が少ないのでドライフラワーに適しています。
ぜひ試してみてくださいね。それでは作ってみましょう。^^
< アメリカテマリシモツケ・ディアボロライムのドライフラワーの作り方 :自然乾燥法 >
1. コンディションの良い状態のディアボロライムを用意します。(袋果が濃い赤紫色で、葉の色が濃く黄ばみのないもの。葉や茎に張りのあるもの)生花で楽しんでからドライにする場合は、できるだけ早くドライにしましょう。
2. 自分の好きな長さに茎をカットし、混み合って風通しの悪そうな葉や重なり合っている花(袋果)や枝をカットする。 (カットした短い花や葉も別個でドライにしましょう。)
3. 洗濯バサミなどで留めて逆さ吊りにして乾かす。 麻ヒモなどで結んで吊るしてもいいですが、乾燥が進むと茎が細くなるので抜け落ちないように気を付けてください。
ディアボロライムが何本かある場合、束ねて乾かしてもOKです。ただし、袋果の房同士が重なったり、葉や茎が重ならないように注意してください。ボリュームが減ったり変色の原因になってしまいます。
束ねる時は、茎や花が密に混み合って蒸れたりしないように茎などを適宜カットしましょう。
心配なら1本ずつで乾かすことをおすすめします。
カットした短い袋果の房同士も複数本束ねる時は、潰れないように束ねてください。
乾かす場所は エアコンのある部屋か風通しの良い涼しい場所で乾かしましょう。 湿気に当てないように気を付けてください。
4. 逆さ吊りのディアボロライムを上にひっくり返して、袋果と茎が垂れずに上向きになっていたら完成!!
充分に乾いていないとひっくり返した時に袋果と茎が垂れてしまいます。
ドライになるまで1週間ほどですが、乾燥条件によっては日数が前後する場合もあります。
袋果が落ちる心配もなく、形も崩れにくいので手作りに使えますし、アクセントとしても使えますね。房の大きな袋果を使って花のように見せてもおもしろいですよ!
終わりに・・・
ドライフラワー ビフォーアフター 今回はアメリカテマリシモツケ・ディアボロライムのお花を紹介しました。
ディアボロライムは夏でも崩れにくく存在感のある貴重なドライ素材です。
難易度も低いので手に入ったら試してみてくださいね。器に挿して飾るだけでもステキな空間になりますよ♪
おうちで自分だけのドライフラワーを楽しんでみてくださいね^^
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
それでは、また覗きに来てやってください。^^
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